- 2009-06-13 (Sat) 13:28
- ANL Intern 2009

私的メモエントリです。IBM製のスパコン、BlueGeneの特徴をまとめてみます。
以下参考URL。
- IBM Research | Blue Gene
- IBM Journal of Research and Development, Vol 49, 2005
- Early Evaluation of BlueGene/P, SC2008
- Toward Message Passing for a Million Processes: Characterizing MPI on a Massive Scale Blue Gene/P, ISC2009
- An Overview of the BlueGene/L Supercomputer, SC2002
- Wikipedia: BlueGene
以下、特徴を箇条書き。
- PowerPCベースのプロセッサ。BG/Lは700MHz, BG/Pは850MHz。BLG/Lは2コア、BG/Pは4コア。各コアに1個ずつ、DoubleFPUが付属。BG/PからはL2にSnoopFilterが設置され、コア間のcache coherenceが保たれる。これによりマルチスレッドアプリが書けるようになった。
- 消費電力辺りの計算能力を最重要視し、それを並べまくる。プログラミングモデルはMPI。メモリ/ネットワークインターフェースなど、全てをチップ状に実装する(システムオンチップ)ことで故障率を下げる。
- 3種類のネットワークを持つ。「3D Torus」, 「Global Collective Network」, 「Global Interrupt Network」。順番に、P2P&Multicast・One-to-All・Barrier用途。I/OノードはGbit Etherで並列ファイルシステムと通信。
- 計算ノードではCNK(ComputeNodeKernel)と呼ばれる超軽量OSが走る。コンテキストスイッチをサポートしていないため、コア数以上の数のスレッドを作ることはできない。そのほかにも仮想メモリ・I/O機能などを提供しないことで、OSのjitterの影響を最低限に抑える。OS jitterについては以下の論文が参考になる。I/OリクエストはI/Oノードにフォワードされる。
- I/OノードではLinuxが走る。計算ノードからフォワードされてきたI/Oリクエストを実際に実行する。I/Oノードは計算ノードとチップ的には同じだが、ノードボードのGBitの口と接続されている点が計算ノードと異なる。通常、計算ノード64ノードに対し、I/Oノード1ノードが割り当てられる。I/O Forwardingについては以下の論文が参考になる。
- ラックが斜めになっているのは見た目のためじゃない。ヒートアイル/クールアイル方式をより効率化させるためにそうなっている。
- BlueGene/Q(aka IBM Sequioa)が目下開発中
気づいたら、適当に追加していきます。
Similar Posts:
- Newer: 写真アップロード to Facebook
- Older: インターン: 一週間が経過
Comments:0
Trackbacks:1
- Trackback URL for this entry
- http://kzk9.net/blog/2009/06/bluegene_architecture_short.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- BlueGeneのアーキテクチャ超適当まとめ from moratorium
- pingback from インターン6週間経過 / BlueGenePツアー - moratorium 09-07-12 (Sun) 1:24
-
[...] BlueGeneのアーキテクチャ超適当まとめ [...]
